2023.03.03、今回はお天気に恵まれて無事開催となりました３月恒例のお花見ツーリング。
３日置き位に雨の日と晴れの日が入れ替わる予報の中、運良く晴天に当たりよかったよかった。
一方でスギ花粉の飛散は今年のピークじゃないかと言うくらい飛んでいたのではないでしょうか。
さて、そんな最高の天気の中15台で南伊豆を目指したのですが、
私、今回もR1300GSで参加させていただきました。
過去の動画などでも、1300ボクサーの高速道路でのフィーリングについて絶賛しましたが、
改めてもっと長い距離を体験してみたかったのが半分、
そしてお客様方にも体験して頂きたかったのが半分あって借り出していきました。
相変わらず800ccくらいの車格に感じる軽さにも感心するのですが、
高速道路走行時のこの何処までも行きたくなってしまう感じは
今までのどのボクサーエンジンとも異なります。
具体的には3500回転以上の領域、6速で100キロから120キロでクルージングする際です。
どう言葉にすれば良いのか悩みまして、４気筒とも異なるし、
けれどわずかに伝わる振動と言いますかノイズの感覚・・・
シルキー6に近いのではないでしょうか。
排気音は異なれども、伝わってくるエンジンの感触は
K1600のエンジンに近い気がしています。
勝手に一人で思っているだけかもしれませんので、
両方ご存知の方の感想を聞いてみたいものです。
まあそんな感じで試乗車を持ち込みましたので、当然参加いただいた皆様にもお薦めしました。
「皆様にお乗り頂く為に試乗車を持ってきましたが、別に乗らなくてもいいですよー、
だって私が乗りたいですもん」ってね。（笑）
私的にはイチオシの高速道路上での試乗をお薦めしたものの、
お客様側はワインディングで乗ってみたいとの事で、お二人のお客様にご体験いただきました。
死角警告灯や緊急ブレーキの作動もご体験いただけたそうです。
予約していた昼食のお部屋がお座敷だった為、お客様から雑学を一つ教えて頂きました。
正座の習慣の始まりは、徳川家康が家臣の裏切りを恐れて強制したものだとのことで、
足がしびれる為、いきなり立ち上がって切りかかることが出来ない様にと言うわけです。
確かに戦国時代や鎌倉時代の時代劇の武士は胡坐をかいている気がしますね。
という事は私のO脚は家康のせいってこのでもあるのかなあ・・・。
お刺身や金目の煮付けや美味しいお寿司を頂き、いざ下賀茂を目指しました。
松崎からのマーガレットラインは右へ左への切り替えしとアップダウンが続きます。
足回りがフワフワしすぎない様に、走行中に調整ボタンを使ってダンパーの設定を変更しました。
簡単に好みの乗り味に出来るのは本当に便利です。
本番の２週間前にも自分のバイクでコースの下見に来ていたのですが、
その時は帰りにクラッチを握り疲れて左手がしんどくなってしまいました。
クラッチレバーの重さについてはお客様からも時々相談を受ける事があります。
そんな時は、
「軽くする方法もいくつかありますが、
とは言え使わないと衰えていってしまうので抗ってみませんか？
滝本は車の運転しながらハンドグリップで鍛えてたそうですよ・・」
ともお話ししています。
私自身、物理的に軽くするよりもまだ筋力低下に抗いたく思っておりますが、
とは言えわざわざ鍛えるのも面倒。
出来る事ならもっとツーリングに出かけて、気分転換をしながら鍛えたいものです。
結果としては本番のツーリングでは１日中全く問題有りませんでした。
水冷ボクサーのクラッチの軽さのおかげと、
シフトアシスト既納でレバーを握る回数が全然少ないおかげなんだろうなあ。
混雑を避ける為、満開の時期を敢えて外した日程なのですが、
代わりに瑞々しい黄緑の若葉をたくさん見ることが出来ました。
特に土肥から南側の道路わきには、早めに終わった河津桜にワッサーと葉が茂っています。
花も奇麗ですが、このひと月もふた月も早く見る事ができる新緑も
元気がもらえた気がしていいものです。
目的地下賀茂の河津桜は予想通り葉桜となっていましたけれども、
一面の菜の花を堪能することができました。
菜の花畑の中心に立つと、全周からいい香りがして何とも気持ちがいいものです。
直接食べるわけでもないのに、何故人間にも多くの花の香りがいい匂いに感じるのでしょう？
不思議なものですね。
下賀茂の菜の花畑を初めてみたのは32年ほど前になります。
過去十数回は見に来ましたが、あと何回観にに来られるのか・・・
帰路は強風に煽られて大変でしたが、無事全行程を走り切って無事解散となりました。
ご一緒したお客様からもご意見・感想を頂いた件なのですが、
一緒に走ることでライディングのアドバイスをすることができます。
勿論プロライダー目線でとはいきませんが、
より一般のライダー目線での気づきやご提案ができると思います。
言っている私自身も自分ではなかなか気づかないもので、
仲間の目・意見と言うのは大いに参考になります。
スキーで言うところのボーゲンをパラレルに引き上げるくらいの協力はできると思いますので、
日帰りツーリングの他、69ツーリング等でもお気軽にご相談ください。
特に69ツーリングは、休憩が多くいつも同じところを走るのでうってつけだと思いますよ。
さて次回のツーリングは2024年3月31日の69ツーリングです。
今年初のワインディング69ツーリングとなります。
合わせて4月21日土曜日の BMCJツーリングも参加受付中です。
行先が比較的近い分、お気軽にご参加いただけると思います。
貴方のご参加お待ちしております。
市東
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